透析技術認定士と血液浄化臨床工学技士は何が違う?

認定血液浄化臨床工学技士

この記事でわかること

血液浄化臨床工学技士とは?

透析技術認定士と何が違うの?

いくらかかるの?

このような疑問にお答えします。

血液浄化臨床工学技士とは?

この資格は日本臨床工学技士会が出している認定資格です。

現在、血液浄化臨床工学技士は、”認定”と”専門”の二種類あり、どちらかを選んで受験することになります。

難易度でいうと”専門”で合格率が10%~30%、”認定”で合格率が60%~80%程度で”専門”の方が難易度が高いです。

透析技術認定士との違い

資格を出している団体の違いから、試験の内容にやや違いがあります。

違いは以下の通りです。

透析技術認定士:透析に従事する人全般向けの内容(看護師や臨床工学技士)

血液浄化臨床工学技士:透析に従事する臨床工学技士向けの内容(臨床工学技士に特化)

次に合格率では透析技術認定士は60~80%程度で、血液浄化臨床工学技士の”認定”と同じくらいの難易度になります。

透析技術認定士:合格率は60~80%

“認定”血液浄化臨床工学技士:合格率は60~80%

“専門”血液浄化臨床工学技士:合格率は10~30%

次に資格取得後の更新制度についてです。

資格を取得後、資格を維持するためには、自己研鑽とお金が必要になります。

透析技術認定士は母体学会に参加+50単位の取得を5年ごとに行う。

血液浄化臨床工学技士は、日本臨床工学技士会の正会員で会費を納める+日本臨床工学技士会もしくは地域の臨床工学技士会学会に参加+”認定”では20単位、”専門”では50単位の取得を5年ごとに行う。

以上、どちらも5年おきに更新が必要となり、5年間で学会に参加して単位を集めなければいけません。

これだけ見ると、透析技術認定士は血液浄化臨床工学技士の”認定”と難易度は同じくらいで、取得単位は20点と50点で差があります。

ただし、透析技術認定士は単位取得の救済措置があり、30~40単位はeラーニングを視聴することで獲得できるみたいです。

透析技術認定士:50単位/5年(母体学会の参加+救済措置30~40単位)

“認定”血液浄化臨床工学技士:20単位/5年(母体学会の参加含む)

“専門”血液浄化臨床工学技士:50単位/5年(母体学会の参加含む)

では、透析に従事する臨床工学技士であれば、同じくらいの難易度の透析技術認定士と血液浄化臨床工学技士の”認定”のどちらの資格が良いのかという点では、今のところ血液浄化臨床工学技士の”認定”の方が良いというのが僕の考えになります。

理由は、腎代替療法専門指導士という上位資格の受験資格になるからです。

腎代替療法専門指導士は血液浄化臨床工学技士の資格を持っていると取得できる、いわゆる上位資格になります。

腎代替療法専門指導士の資格の強みは実臨床で診療報酬に繋がる点です。

診療報酬に繋がるとなれば、それをもって、給与upの交渉もできるのかなと思います。

費用について

費用についてまとめていきます。

透析技術認定士はeラーニング受講36,000円、試験料10,000円、救済措置12,000円、更新料5,000円程度、学会費1回10,000円程度、その他+α

血液浄化臨床工学技士はeラーニング”認定”15,000~20,000円”専門”30,000~40,000円、受験料10,000円、認定料10,000円、更新料10,000円、学会費1回10,000円程度 その他+α

年度によって変わってくる可能性もありますのであくまでも参考程度にしてください。

まとめ

ここまで述べたことを表にまとめてみました。

今回は透析に従事する医療人ならポピュラーな資格の透析技術認定士と透析に従事する臨床工学技士が取得できる資格の血液浄化臨床工学技士について、僕個人の意見も交えてながら述べました。

ただ、これはあくまでも僕個人の意見で、結局のところ、今従事している施設や現在の状況によって、変わってくるのかなと思いますので、あくまでも参考意見までとしてください。

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